日本はカニの消費量が多い国の一つで、いろいろな料理や季節、イベントでカニ登場します。 有名なカニの一つとして、タラバガニがあります。 このタラバガニについてご紹介します。 甲の幅は25CMほどで、脚を広げると1メートルほどあるカニの中でも大きな種類です。 英語でもRED KING CRABと言われるほどです。 タラバガには名前に”カニ”と入っていますが、実際はヤドカリの仲間で、実際に顔を見ると、ヤドカリのような顔をしています。 そして5種類のタラバガニがあり、タラバガニを始め、花咲ガニ、アブラガニ、Pralithodes Californiensis(和名なし）、Paralithodes Rathburi(和名なし）です。 特徴は甲にアルファベットの”H”の形をした溝があり、甲自体に丸みがあります。 食性は多毛類や貝類を食べる肉食なります。 オスは30年ほど、メスは25年ほど生きます。 抱卵は16,000〜80,000粒で、年齢を重ねるほど卵が増えてくるそうです。
タラバガニは家庭で毎日見る食材ではないので、食べられるときに満足行くまで沢山食べたいと思うものですよね。 高級品でもあるカニなので、健康を気遣っている人でもつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。 そんなタラバガニですが、実は栄養素がたっぷり含まれています。 どんな栄養素が含まれているのか、簡単にご紹介します。 まず、タラバガニの身100gに対して、カロリーは59kcal、タンパク質が18gほど含まれています。 他にビタミンA、B1、B2、B3、B6、B12、C、カルシウム、鉄分、葉酸、マグネシウムなどのビタミンやミネラルが豊富に含まれています。 そして脂肪分が0.6gと低いので、低脂肪高タンパクの食材なのです。 さらに、タラバガニの赤色はアスタキサンチンという色素で、免疫力を高めてくれ、カルシウムも豊富です。 肝機能強化やコレステロールの抑制効果もあるタウリンも含まれている健康食材でもあるのです。 これだけ栄養が含まれているタラバガニはおいしいだけではなく、健康にも良いヘルシー食材なのです。
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